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資金繰りについて

会社を設立した場合、社長は多くの儲けをだそうと考えると思います。この場合の儲けとは、利益を計上することです。80千円で仕入れた商品を100千円で販売することで20千円の利益を計上することができます。この利益を大きくすることに努力をされると思います。

しかし、利益とキャッシュを同じと思っていると大変なことになります。

利益とは会計上の数値であり、必ずしもキャッシュとイコールというものではありません。仕入れた商品を売却した時点で会計上は利益が計上されます。しかし、その売却代金は実際にキャッシュで回収されないかぎりは使うことができず、新たな商品を仕入れることもできません。このように利益とは会計上の数値でしかないのです。

会社の経営者ともなれば、利益だけでなく資金の流れであるキャッシュ・フローにも目を向けなくてはなりません。

特に売上の回収サイト・仕入の支払いサイトは特に意識する必要があります。売上金の入金サイトが仕入代金の支払サイトよりも1ヶ月長いような場合には、1ヶ月分の仕入代金に相当する金額を、全く使用できないお金として認識し、とっておくことになります。

開業資金を計算するときは、これらの回収・支払のサイトの違いも把握しておく必要があります。

【事例】

A社は資本金50,000千円で設立した会社であり、毎月15,000千円の商品を仕入れて、20,000千円で販売します。売上代金の回収サイトは3カ月、仕入代金の支払サイトが1ヶ月であり、開業のための経費として25,000千円を使用しました。

《設立直後》

現金 50,000千円 資本金 50,000千円

《1ヶ月目》

現金 25,000千円 買掛金 15,000千円
売掛金 20,000千円 資本金 50,000千円
  利益 △20,000千円

《2ヶ月目》

現金 10,000千円 買掛金 15,000千円
売掛金 40,000千円 資本金 50,000千円
  利益 △15,000千円

《3カ月目》

現金(資金ショート) △5,000千円 買掛金 15,000千円
売掛金 60,000千円 資本金 50,000千円
  利益 △10,000千円

回収サイトが支払サイトよりも2ヶ月長いため、2ヶ月分の仕入金額(30,000千円)と開業にあたっての諸経費25,000千円が3カ月目に必要となります。しかし、その資金が不足しているケースです。

この他にも、売上が特定の得意先に偏っているケースでは、その得意先の回収サイトが長くなることにより、キャッシュ・フローに思わぬ圧迫を与える可能性があるので、注意が必要です。